もうすぐ 父の日ですね
お父さんへのプレゼントは
もうお決まりですか?
私の父は天国にいるので
お空に向かって
「ありがとう」を言おうと思います
今は姿が見えないからか
ふとした時に よく父を思い出します
少し前に行ったレストランにね
天体望遠鏡が置いてあったんです
それを見た時も
父を思い出して 胸が熱くなりました
幼い時は よく天体望遠鏡で
月や星を見せてくれていたんですよね
そのまま お庭にゴロンと寝転んで
星空を眺めたり ワクワクして楽しかったなあ
あの時の 月や夜空の美しさは
今も目を閉じると はっきりと蘇ります
父は 本当に何でもできる人だったんです
(何気に父親自慢^ ^笑)
姉とよく
「どうして あんなに
何でもできて 何でも知っていだんだろう
あの人 何者だったんだろうね?」
なんて 話しています
(姉妹揃ってファザコンです 笑)
幼い時は そう言う人なんだなあって
思っていたけれど
当時の父の年齢を 年々越していく今は
その凄さには 驚くばかり
同じ人生の年月で
どこでどんな経験をしたのやら・・・
父は 今時ではない
ザ・昭和の男でしたから
絵に描いたような亭主関白で
超頼りになる男 そして超頑固者
最近の男性にはいないタイプなのかも
家族全員 父の意見には
従わなければならず
例えば 父が右と言えば
有無を言わせずいわさず
右を選択しなくては・・・のような
優しさも厳しさも人一倍強かったですね
それは日常の些細なことまで
例えばテレビを見ているときだっって
「素晴らしい!」と言ってくれたらいいけれど
「なんだこの意見は!気にくわん」
なんて いつ琴線に触れるかヒヤヒヤ
何しろ 熱い男でしたから^^;
そんな父にでも 思春期の姉達は果敢に
立ち向かっていったけれど
三女のわたしには
ただただ 頼もしくも怖い存在で
怒られないように必死でした
でも これは 幼いわたしの記憶
戦中戦後育ちの父は
自分の幼い頃の
自由にしたいことができなかった経験から
娘たちには 積極的に
いろんな体験を経験させてくれました
そして触れるものは いつもホンモノ
私のグルメは
父がとことん美味しいものを
食べさせてくれたおかけです
そして 今思えば
今ここにある豊かさを
いつも教えてくれていたんです
季節ごとに必ず行事があって
庭では お花や果物を育てたり
カキはもちろん ヘチマやキウイやモモ
イチジクにサクランボに夏ミカン・・・
農家じゃありません
大阪の一般家庭ですよ^^;
それから・・・
鳥の鳴き声を聞くだけで
なんていう名前か教えてくれたり
どうしてそうなったのか?
ジュウシマツをヒナから育てて
手乗りジュウシマツを体験させてくれたり
餅つきはもちろん
しめ縄も自分で作っていたっけ
いつも季節と自然と一緒にいました
その背中は 今あるものを愛でること
そして今を思いっきり楽しんで 生きて欲しいって
伝えてくれていたんだなあって思います
でも 熱い男ですから
頑張らなかったり 諦めようとすると
「ナニクソと思わないのか!」
「思いっきりやりなさい」
「メソメソするな!」
なんて 叱咤激励も熱かった~
幼い時は それも怖くって
「だってできないもん」とメソメソして
「情けない」なんて言われていたけれど
あれも 熱い父なりの優しさ
大きな愛に包まれていたんだなあと思って
今は ポロポロ涙がこぼれちゃいます
本当に感謝しかない
いなくなってから気づくことって沢山あって
それはどれも胸が熱くなることばかり
あ〜「ありがとう」って
父に触れながら言いたいなあ
エネルギーとしては
きっと伝わっているだろうけど
面と向かって言いたいですよね
「ありがとう」って
人の命は有限ですからね
魂は永遠なんて言うけれど
気持ちは届いているとは言うけれど
やっぱり生身には敵わない
生きている今
ぬくもりを感じながら
こころを触れ合わせて言えることほど
幸せなことはないなあって思うんですよ
お父さんの声を生で聴くことはできますか?
できるのなら ぜひぜひ
照れや恥ずかしさを超えて伝えてみてくださいね
「ありがとう」って
素敵な父の日を
祥子
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